患者さまのためにより良い連携を
意義・目的の提案
1病院(整形外科医師・理学療法師)・接骨院(柔道整復師)が連携することにより、得意分野で強みを発揮し、それぞれの立場・役割を理解・尊重しながら、お互いの利益を補完した上でWin-Winの関係を構築する医接連携モデルを提供する。
2業界の垣根を越え、人工関節やその他整形外科疾患の啓蒙を行うことにより一層の潜在的市場を確保し、また、患者さんに対し臨床成績の向上およびQOLの向上を目指すビジネスモデルを構築する。
3競争がより激化した市場環境の中、整形外科医師・その他診療科目の医療機関や医師と連携することにより、他の接骨院と差別化を図る。
4医療機関・接骨院双方にとって医接連携という新しい、より強固な地域連携の形を構築する。
5医療機関・接骨院双方にとって新しい市場開拓や治療の形を確立する。
どんな人たちが関わってくるのか?
- 病院:整形外科医師
- 病院リハビリ:理学療法士
- 接骨院・整骨院(柔道整復師)
それぞれ立場・経営的な面・患者さんの臨床成績においても全てでWin-WinのCycleを作る。
活動内容
定期的な勉強会の開催
- さらなる専門知識向上の為の場
- 連携する施設同士のマッチングおよび情報交換の場
- 接骨院皆様への整形外科分野の専門知識教育および定期的セミナーの提供
医柔・医鍼連携の為のクリニカル・パス/ルールの作成
- および実施/業界を超えたチーム医療の実現
- 連携先病院および接骨院・鍼灸院のマッチング
- 業界の垣根を超えた医療の提供
共通の患者紹介フロー/連携の方法
1患者受診
2診察・手術
3術後短期リハビリ
4術後リハビリ
5定期健診
3つの連携方法
- 予め整形外科Drと決めた基準を満たした接骨院受診患者を送る
- 整形外科医は接骨院・鍼灸院教育を行う
- 接骨院・整骨院からの患者は必ず返す
医柔・医鍼連携の意味・目的
メリット
- 整骨院として他施設との差別化
- 幅広い疾患のカバー
- 病院との役割分担の明確化(患者の取り合いにならない協定)
- 業界の融合により患者さんの治療の選択肢拡大および臨床成績の向上
役割
医科適応症例およびその他対象の整形外科疾患患者を病院に送って頂く事が、総合病院と連携している施設/他院との差別化につながる
- 医科適応症例およびその他対象疾患の術後のリハビリ(介護保険・自由診療)
- 医科適応患者の定期検診
病院(整形外科ドクター)の立場
メリット
- 医科適応症例やその他 手術適応患者の効率的な確保・集中化
役割:手術/業界の垣根を越えた治療連携の構築
- 人工股関節・膝関節手術
- 手術適応のSports系疾患(ACL再建オペ等)
- 手術適応のSpine系疾患
- 手術適応の骨折
- 手術適応の肩関節疾患
ポイント
接骨院・鍼灸院から来た患者さんは必ず返すことが必須
お互いの立場・役割を認め合う
病院(理学療法士)の皆さん・ココが重要!
メリット
- 術後13単位のみ保険償還制度、リハビリの時間的限界の解消
- より専門性の高いリハビリ技術の習得
役割:術後の短期リハビリ/接骨院・鍼灸院への連携・申し送り
- 人工股関節・膝関節手術術後リハビリおよび接骨院・鍼灸院へのリハビリプログラムの申し送り
- 手術により損傷した筋肉等、より解剖学的な見地に立ち、接骨院・鍼灸院へより高度なリハビリを行うための施設間連携や意見交換